検索
  • Charles Baudelaire

コレスポンダンス

最終更新: 3日前


自然は生きた柱の寺院、

ときおり、その柱から意味不明な言葉が発せられる。

男がその記号の森を通る時、

その森は懐かしそうに彼を眺める。

遠くから長いエコーのように響く言葉が、

薄暗く、奥深い、夜や光のような広がりを持つハーモニーの中で混ざり合う。

そして、香り、色、音が答える。

子供の肌のような新鮮な香り、

オーボエのように柔らかく、そして広原のような緑色のエコー。

-かたや、腐敗し、豪奢で、勝ち誇ったエコー。

それらは、無限の物の広がりを持ち、

竜涎香、麝香、安息香、香のように、

歌いながら、心と感覚を運ぶ。

Correspondences

La Nature est un temple où de vivants piliers

Laissent parfois sortir de confuses paroles;

L'homme y passe à travers des forêts de symboles

Qui l'observent avec des regards familiers.

Comme de longs échos qui de loin se confondent

Dans une ténébreuse et profonde unité,

Vaste comme la nuit et comme la clarté,

Les parfums, les couleurs et les sons se répondent.

Il est des parfums frais comme des chairs d'enfants,

Doux comme les hautbois, verts comme les prairies,

- Et d'autres, corrompus, riches et triomphants,

Ayant l'expansion des choses infinies,

Comme l'ambre, le musc, le benjoin et l'encens

Qui chantent les transports de l'esprit et des sens.

#シャルルボードレール

5回の閲覧

最新記事

すべて表示

スワン家の方へ 第1章 コンブレイ - 2

ふくよかでひんやりとした子供の頬のような枕に頬をあてる。マッチを擦って蝋燭に火をつけ、時間を見た。12時少し前だった。真夜中。病身を押して、旅に出た彼は、旅の途上、見知らぬ町のホテルに泊まることを余儀なくされる。夜中、持病の発作で目が覚め、痛みのせいで眠ることができず、しかし、助けを呼ぶわけにもいかず、朝が早く来ないかと苦しみの中でひとり朝を待っている。そんな時、扉の下から明かりが見える。もう朝だ

失われた時を求めて 第1巻 スワン家の方へ 第1章 コンブレイ - 1

長い間、夜の早いうちに寝ることが私の習慣になっていた。蝋燭の灯が消えると同時に知らぬ間に眠っていた。その30分後にもう眠らなければという意識で再び目が覚めるのだが。手に持っていると思っていた本を置いて、蝋燭の火を吹き消そうと思った。私の意識は読んでいた本に書かれてあったことを考え続けていた。ただ、その意識は普通の意識とは異なり、「私自身が本の内容そのものになった」、そんな感じだった:教会、四重奏、

午前1時

やっと、独りきりになれる!今、外で聞こえる音は、この時間まで仕事をしている疲れ切った数台の辻馬車の音だけだ。これから数時間の間は孤独を、さもなければ休息の時間を持つことができる!ようやく、人の顔という暴君が消える。今、私を苦しめるのは私だけだ。ようやく、闇の中に浸りきることができる!まずは鍵を二重に掛けて、こうすれば、外界とのバリケードが強化され、よりいっそう、孤独になることができるような気がする

© 2016 OKADA Noboru. Proudly created with Wix.com